2016年を振り返って

1年が終わろうとしています。

自分自身にとってどんな年だったか。

間違いなくこれは言えます。エスパスという事業を始めて以来といっていいほど

大きな出来事があった年だったということ。

それは6月のアメリカ・ポートランド訪問。

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この町で日本から一緒に行った経営者の皆さんと見たもの、

そして聞いたこと、これが1年の中で一番大きな出来事でした。

実はこのオレゴン州の町、私が1988年~1991年に大学生として過ごしたなじみのある町。

日本の大学を卒業したあとの多感な時期にめっちゃ刺激をくれた場所なのです。

今では「住みたい都市全米No.1」。

カフェ、クラフトビール、ワイン、自転車、インテリアなどおしゃれなライフスタイルを

楽しむ人々が住む自然に囲まれた町ポートランド。

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影響を受けたのはこの町のカフェ、ショップを見て回り、

成り立ちなどの説明を受けたから。

五感で受けとめて全身で感じることができたからだ。

留学生時代には普通に見えたこの町が、

なぜ世界から注目される町になったのかを自分なりにその文化を

理解できた。人生にとって大きな出来事です。

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Keep Portland Weird(ポートランドは変なままでいよう)

町で見かけるフレーズに代表されるようにこの町独特のカルチャーがある。

変わり者がやってきてちょっと変わったショップを始め、

それを受け入れ、楽しみ、どんどん育てる。また同じ輩が来てまた店をやって育つ。

そのエンジンを見れたのが何より大きかった。

そのエンジンはADXという名のクラフトラボ。

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民間の職業訓練&インキュベーター。

起業者向けの木工、リペアなどを教えて巣立たせる工房。

この小さな施設はこの町のパワーの源で、文化の泉。象徴ともいえる場所。

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ADXを訪れ、キレキレの同時通訳でマネジャーの説明を一言一句逃さず聞こう

と集中したあの時間が大きかった。

決めたことを迷わず進む。やってみる。これだ。と感じることが出来た。

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ポートランド。25年経っても変わらず刺激をくれる町。

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2016年6月 New 吹戸研一が誕生した、といってもいい。

さあ、2017年、実行に移すときはもう来ている。

やるしかないやろ。